「高校楽しみだねー!!」


電車に30分ほど揺られ、
高校はもう目前だった。


「そうか?
俺それほど。」


「うそ!!
部活とか楽しみじゃん!!」


「…お前まさか、
サッカー部のマネージャーやるんじゃねぇだろうな?」


深妙な面もちで、私に問いかける瞬。


「…もう、みんな揃ってどうしたの?
そうしたけど、何か?」


「うそだろ!?」


またまた大声。


「もう、美咲ちゃんも瞬もなんなの!?
あたしはマネージャーやっちゃ
いけないワケ!?」


いいかげんイラついた私は
急かす先生の声を聞き、
校門の桜の中へ走っていった。


「あんのバカ…」


呟きながら走る瞬。


…ハイ。


マジで私の話聞かないクセ


直さないとと思います…