「今朝、だって… ¨俺は愛姫にとって何なの¨って聞かれて… 私、どうしてあの時¨好き¨って素直に 言えなかったんだろぉお…」 また一粒、溢れた。 落ちた先の制服へ、 静かに染み入る。 私って、こんなに泣き虫だったっけ? ううん、違った。 むしろ、人前で泣くもんかって 人一倍我慢する子だったのになぁ… けれど、その先の涙は溢れなかった。 なぜなら、私は 次の瞬間、蓮先輩の腕の中にいたから。