「もし嫌ならいいけどさ。
悩みがあるなら、相談…」
先輩の言葉は、そこで切れた。
私が机に、涙を落としたから。
「もうっ…ヒクッ、
終わりにしたんですッ‼
なのになのに、何でぇぇ…‼
うっ、うぁぁああん‼」
みっともなく、大声をあげて泣いた。
そんな私を見て、
困ったように少し笑った先輩は
何も言わず、
ぽんぽんと頭を優しく撫でてくれた。
先輩の優しさが身に染みて、
余計涙が止まらなかった。
「愛姫、早退しよう。
俺もするからさ。
部屋でリラックスして
気持ちを整理した方がいい。」
私は、YesともNoとも取れない、
なんか、ぼうっとした返事をした気がする。
次に気がついた時は、
もう、寮だった。


