パニック☆ルーム



「よぉ。」


机に突っ伏して寝ていたらしい先輩は、
そのまま片手をあげた。


「…こんにちは。」


軽く会釈をする。


「まっ、とりあえず座れよ、なっ?」


そういって先輩は、
自分の向かいの机をコツコツ叩いた。


向かいに座れ、ということだろう。


浅めに腰を下ろす。


自然と肩に力が入る。


わざわざこの場所を
先輩が指定した理由を、


私は多分わかっている。




「まぁその様子なら」



一瞬先輩は、私の顔色をちらりとうかがった。




「なんでここに呼ばれたか、察しはついてるよな。」