「ねぇ、すごい人気だよね。
雨宮華憐。」


「だね。
私も大好きだもん。」


「はぁ〜…
スタイルいいし、顔超可愛いし、
正直あれは憧れるよね。」


火曜日の昼下がり。


初めて屋上でご飯を食べた。


「だね。
どうしたの?突然。
強気の芹花らしくない。」


はぁ、と一つため息をついた。


「…准、あの人のファンなんだよね。
あぁゆう綺麗な人が好きなのかな…
私じゃ無理。」