「きゃぁーっ! 愛姫、おめでとう〜‼」 寮に帰ると、 真っ先に芹花が待ち伏せてて 誰よりも一番に喜んでくれた。 「よかったですね、先輩。 先輩のくせに、儚く散らなくて。」 「うるさい‼ …准、お前最近、 生意気じゃないか…?」 「まさか。 気のせいですよ。」 「あはっ、先輩、 昔から准は、心を開いた相手にしか 毒吐かないんですよ? おめでとうございます‼」 「…ありがとう…ございます…?」