パニック☆ルーム



「…ぅえっ…
ごっ、ごめんなっ、さ…」


言い終わらないうちに、
私の視界は真っ暗になった。


素肌に、ブレザーの独特の
肌触りがわかって


みんなで使ってるボディソープの匂いが
嗅覚を支配した。


私は、先輩の腕の中だった。