桜side





朝倉さんは要ちゃんが去ると私を睨んで自分の席に戻った


私と夕ちゃんもそろそろ席につこうと思って座ると、ちょうどHRを知らせるチャイムが鳴った。



そして、それと同時に教室のドアが凄い勢いで開き、いかにも体育会系の男が満面の笑みで入ってきた。