「ちょっと魅羅!
ボヤッとしてる場合じゃないわよ!
早くご飯食べないと遅刻する!」



「あ、うん…」




母さんがこの話を信じる訳もないし…



自分で何とかするしかないか…



それに私まだ真琴に気持ち伝えれてない…








8時10分



「行ってきます」



「行ってらっしゃい」






まずは近道して真琴に会おう



勝負はたぶん夕方からだ



それまでは普段通り…





そう考えながら走った