あれが予知夢ならここを抜けた時、真琴とぶつかるはず…!
勢いよくジャンプして通り抜ける
「ん…?」
「えっ…!?」
案の定人にぶつかった
「いた〜」
「いてて…」
しかもこの人の上に乗っかるように…
まさかここまで一緒だなんて!
ってことはこの人も…!
「…ぷっ…ククク…」
「朝からこんな笑かしてくれるなんてな〜」
やっぱり!?
「また遅刻しそうになって近道か?昔から変わらないな〜、魅羅は」
「真…琴…」
ハハハと笑って立ち上がる真琴を見上げると、涙が溢れ出そうになった
「って何泣いてんだよ、魅羅!?」
「な、泣いてないよ!
目にゴミが入っただけ!」
言い訳をして目をごしごしとこする
真琴…生きてる…!
よかった!
あれが夢だったとしても今ここに真琴がいることがすごく嬉しく思えた
「たく、魅羅は泣いてるより笑ってる方が似合うんだからよ…」
そう言って涙を拭き取る私の腕を取って立ち上がらせてくれた
…あれ、夢の時と少しセリフが違う…
まぁしょせん夢なんだし、変わることってあるよね…
「ほら、走らねぇと遅刻すんぞ魅羅!」
「う、うん…!」
この場面は夢と同じ
私は腕を引っ張られてドキドキした



