私は図書室にいた。 先輩はまだ来ていない。 いつもの大きな窓の所に座って外の景色を眺めていた。あそこに森先生と中村先生が仲良く話していたんだっけ・・・? そして、私は先輩とキスをしたんだっけ? 初対面でキスされるなんて人生で初めてだったからメチャメチャびっくりしたけど。 「工実。」 声に反応して、クルっとうしろを振り返る。先輩はニコっと微笑んで私を抱きしめた。 「・・・・っちょ!!先輩!」 「充電中。」 先輩の爽やかなシトラスの香水の香りが私の鼻腔をくすぐる。