狼さんとの付き合い方

まぁいっか。

探る気力はないし。


とりあえず私は、自分の席につく。

そして、その隣の席に瑠樹が座った。


「寝るから後で起こして?よろしく」


「あーはいはい、分かったよ」


しかも超我儘だし…


ていうかいきなり寝るの?
何て奴だよ。



「あー、疲れた」


私は大きく溜息をつく。

まだ学校に来て十分もたってないけど、こう思わずにはいられなかった。