狼さんとの付き合い方

「うるっせーよ海牙騒ぎすぎなんだよ!」


後ろから瑠樹達の声がした。

先生は手を離し、人差し指を口に当てる。



「…面倒なので、シー、ですよ?」




…また心臓が飛び出そう。
先生はカッコいい。

でも…



「茜、大丈夫だったか!?生きてるよな!?」



心配そうな瑠樹を見ると苦しくなってしまうの…