とりあえずソファーに座らせ、戸惑う亜稀羅に隣に来るよう促した。 「俺、居ていいの…?」 『亜稀羅も居ないとダメなんだよ、これが』 「……うん?」 まぁ、意味分かんないだろうけど。これから話すからちゃんと。 『この紙袋にはそれぞれお前らの“服”が入ってる』 「買い物行ってたの?」 『いいから黙って聞けや』 「は、ハイ…」 あたしの殺気に当てられた深子はビクッと肩を揺らして、小さくなった。 うわぁ…八つ当たり…ごめんな深子…。 『ただの“服”じゃねぇ…。特功服並みに重みがあるモンだ』