「あなたにわざわざ来て頂いたのは、電話でもお話した通り。狂った族や組、組織を潰して欲しいからです」
じっとあたしを見詰めて話し出す野田。
…嘘、じゃなさそうだな。
「以前のような“殺し”等はもうしません。…それと余談ですが、その時の本部長はお辞めになりました」
『へぇ……』
あたしたちに“殺し”をさせていた張本人の本部長。
その時からあたしは狂ってたから、別に“殺し”に抵抗があったわけじゃない。
でも…、メンバーにしたら辛かった…かもな。
「君たちには謝っても謝りきれない。私は知っていながら何も出来なかった…」

