「やっぱ馨サンが復活してくれてよかったッス!」 『はぁ?何でだよ』 みんながみんな、口を揃えてあたしの復活に喜ぶ。 中には本気で泣く奴まで居たけど。それにはさすがのあたしもビックリだ。 そんな雑談をしながら、気づけばもう7時半。 楽しい時間は過ぎるのが早いな…。 辺りを見渡せば、酔いながら談笑してる奴。酔い潰れて床やテーブルの上で寝てる奴。 逆に酔っていない奴。さまざまだった。少し気分転換に外にでも行くかな…。 あたしは気配を消して倉庫の外に向かった。