赤い狼と黒い兎Ⅱ




つまんなそうな顔をして行ったと思ったら、少し下から振り返って




「最後なんだから、アイツらと一緒に居てやれよ」




ニカッと笑って降りて行った。




『………』




何で、あたしが今日でmoonを抜けること知ってるの…?


唯兎とメンバーにしか言ってないハズだけど…。誰かがお酒が入って言った…?


まぁ、何にせよ…。




『(龍希の言う事に一理ある、かな……)』




最後だから…か。今までも飲んで接待してやったじゃん。


……なんて。




『(しょうがないな…)』




はぁ、とやるせない溜め息をついて階段を1段1段降りて行った。