「馨!大丈夫か!?」
クールな感じで副総長のこと蹴り飛ばしたのに、あたしと目が合った瞬間そんな顔を崩して心配そうな表情をした。
……かっこよかったのに、台無しだね。
まぁ、それはさておき。
『乱鬼総長、今すぐチームを解散すると宣言しろ』
「くっ……誰が……ッ」
『反抗して良いのか?お前の身がどうなっても知らねぇぞ』
グッ、と背中にかける力を強くしたらそいつはまた唸り声を上げた。
『言え。今すぐ』
「くっそ……」
「ダメよッ!!」
いきなり第三者の声が聞こえて、あたしは総長から顔を逸らした。
「アンタ、なんのためにここまでやっ来たのよ!!上まで上り詰めるんじゃなかったの!?」

