窓の外をジッと見ていたら、無数の光が見えてきた。 ……敵だな。 『相手が来た。琉樹、今いる人数は?』 「今の状態でも余裕でやれる人数」 『そうか…』 もう一度外に目を移すと、数が明らかに増えていた。 …こっちの人数だけであれに対抗出来るか…。ギリギリってところだな。 『一応事故らない程度に急げって言っとけ』 「了解。」 『メンバーは?』 「下駄箱のとこでみんな待機してる」 『分かった。』 春架から貰った特攻服に腕を通し、フードを被った。 『下に行くぞ』 「「「「「おう!」」」」」