「がは…ッ…てめぇ…」 「あ?このキキ様にてめぇだと…?」 オッサンは大きく目を見開き、俺ら全体を見渡す。 「てっ…てめぇら…ッ…〝狼鬼〟かッ!!」 『今頃気付いたって遅ぇよ?…つーかよく分かったな』 「ヒッ!たっ、頼む!見逃してくれ…ッ」 『それは…キキが許さねぇんじゃねーかな…』 深子に目を向けると、今にも殴りかかりそうだった。 「たたっ…頼む…ッ!」 「ム・リ♪」 バキッ! その1発でオッサンは気絶して、虚しく地面に倒れた。 野田に電話を入れると、ワンコールで出た。