赤い狼と黒い兎Ⅱ




亜稀羅が寝たのを見て、あたしは部屋を出た。


…そうだ。口から言わなくても、メールで言えばよくない?


そう思い、すぐさまメールを新規作成させ一斉送信した。


バイブが鳴ったり、着メロが流れたり様々だった。


そしてあたしに目を向け小さく頷いた。


それを怪しそうに唯兎と朔弥が見ていたなんて知らずに―――…。