赤い狼と黒い兎Ⅱ




亜稀羅は溜め息を吐いて、腕に力を籠めた。


……なんか、やる事が唯兎みたい…。




「今何時…?」

『んーと…14時、26分』

「…出るまで寝る」

『うん』

「馨も〜」




…いや、あたし寝れないから。


一緒に寝ようとするなっ!


ますます唯兎にそっくりだな!実は唯兎かっ!?




『あたしはみんなに伝えないとさ?』

「…あいつら、いるよ」

『ああ。まぁ…分かんないよ』

「……知らないよ?俺…」

『うん。』




ま、バレてもなんとかなるよ。…たぶん。