「単純だなぁ?お前ら」 「馨から教わるなんて…。山あり谷あり鬼ありだな…」 ……おい?鬼ありってなんだてめぇ。 「そーだ…。ヒマ、お前も馨に教えてもらえや」 「えっ!?」 目を擦りながらそんな事を提案する唯兎。 そしてヒマは期待した顔であたしを見る。 ……マジか。 「馨、ヒマの面倒見てくんね…?」 『………はぁ』 そんな…ニッコリした笑顔見せられたら…ねぇ? 断れないし……。つーか、3人も教えんのか…。きつ……。