でもちゃんと朱雀の倉庫にも行く予定だよ? 何もなかったらいいんだけどね…。 すると、ガラッと病室のドアが開いた。 「おおっ、なんだ。お前らも来てたんだ?」 入って来たのは、私服姿の瑠宇。 あ、一応みんな制服だよ。学校があるからね一応! 「瑠宇さん!」 「あれ?兄貴、仕事は?」 「あ?んなもんとっくに終わった」 サボったのか否かは置いといて、亜稀羅がキレそう……。 落ち着け亜稀羅…。 『瑠宇さ?仕事忙しいんじゃないの?』 「今は全ッ然!」