……どうしよう
何か鈴村君に心をさくっと持って行かれてから図書室行くのドキドキする

昨日の日記帳の返事は
頑張ってね!待ってるからだった。


なぜか私は純哉くんの日記帳に
鈴村君の事を書いていた

純哉くんは普通に返事をくれた。


「鈴村君、これ返す」


「んー?もう読んだのさすがだね」


んー?って言うのが鈴村君の口癖だと最近気づいた


2年3組前の廊下で鈴村君に借りた本を返した


「その本やっぱり貸し出し状態なだけあって面白かったし一気に読んじゃった」


「やっぱり?」


鈴村君はクスクス笑う
私はその笑顔にまたさくっと心をやられるのだった