「おなかすいた~。」

とチ-ズバ-ガ-にパクつく彼女。


良く考えたら、

8時まで仕事して俺の車に飛び乗って来たんだ、

お腹がすいたんだろうな、

可愛そうなことをしてしまった。


食べ物の好き嫌いとか、

そこから派生した給食の話をしていたら、

相槌を打ちながらぐったりしてきた。


寝てる!?


俺は店員に話して片付けを頼むと

快く応じてくれたので、

彼女を抱えて店を出た。


彼女の寝顔はあどけなくて子どもみたいで、

抱きしめたい衝動にかられた。


なんて、意外性で俺のツボに嵌ってくる子なんだろう。