何で、追い掛けて来てくれたの? 私なんのために、何で? 「何でって、俺は…お前の事が… その…えっと…だから…」 「何?」 「好きなんだよっ!! お前のことがっ…よぉ…」 「本当に……?」 「あぁ…」 その一言が嬉しくて私は、嬉し泣きしてしまった。