7時30分、私はいつもの待ち合わせ場所に向かった。



「あっ!!響~~おはよう♪」




「おはよう、愛羅」



私は、いつもどうり愛羅と話した。




「昨日は、ごめんね。もぅ私、新しい恋探すから♪大丈夫だよ!!」



「愛羅は、凄いなぁ…

私なんていつまでもいろんな事引きずっちゃうから…ちっとも成長しないもの」



思わず本音が出てしまった。



「そんなことないよ!!響だってちゃんと成長してるよ、それにあれは、響のせいなんかじゃない!!響は何も悪い事なんかしてないよ!!」



「うん、わかってるよ」



私は、愛羅これ以上心配かけたくない、それに苦しめたくない。



だから、笑顔で笑った……



これ以上、この子幸せを奪わないように。