「…羅ちゃん!!
愛羅ちゃんっっっ!!」




「えっ…。
ここは、何処なの?」




見慣れない部屋、そして何故自分が制服を着ているのかすら分からなかった。




そしてふと、1つの疑問が生まれる。




「響あんた、何でまたちゃん付けなの?」




おかしい、だって響が病院から退院したときには、自然に呼び捨てだった。
だから私達も、呼び捨てに変わっていったはずなのに。




まさか!?





「…………思い出したの?」






「うん、思い出したの…」