それから響は、中学2年生まで両親の記憶を思い出さなかった。
「おはよー♪
愛羅、宿題見せてー!!」
「だーめ!!
ちょっとは、自分でやらないと!」
「じゃあいいよ、悠!!
宿題見せてー!!」
「ちょっ…!!」
「いいよ、響」
悠がそう言うと、響にノートを渡す。
「もぅ!!
悠のバカァ!!」
「悠、ありがとー!!」
「いいよ。
まぁ、今度からは気を付けなよ?
愛羅も、さっきはごめんな。
次は、貸さないようにするから!!」
「まぁ、貸したものは仕方ないけど…
次は、貸さないでよね!」
「りょーかい!」


