小さい頃から私と響は幼なじみで、仲が良かった。




そしてもう一人、吉井悠って言う男の子とも幼なじみだった。




楽しい毎日を私達は過ごし、これから先も変わらず楽しい毎日が三人で送れるそう思ってた……。





なのに!!





小学校1年の頃。




響の両親が亡くなってしまった……。




泣き叫ぶ響の声が、今でも離れない。




まさか、響の誕生日に亡くなるなんて……。





「愛羅ちゃん……ヒック、私…うぅっ」




「大丈夫だよ、響ちゃんは何も悪くないから…」