「ねぇ、空くん…… 私ね、もぅ……」 病院のベッドの上で、真子は泣きながら話を続けた。 「…もぅ、走れないって…」 えっ? 真子ちゃんが、走れないって……。 僕のせいで…? 「うぅっ、うわぁぁぁん… 私…私ぃーーー…… 何で、何でなの!! うわぁぁぁん、ヒック」 「……真子…ちゃん……」 この時からだった… 真子の事を特別扱いするようになったのは…。