「私、下で待ってるね。響」
「うん、わかった」
愛羅が教室から出ると、私達は2人きりになった。
「何か用かな??」
正直言って、この場所に私はいずらかった。
霜田さんと話した事ないしなぁ……。
「中村さんは、その、斉藤君………
空の事、好きなの?」
ボッ
「えっ??……なっ!?何でそんな事、きっ聞くのかな!?」
顔が熱くなってる私に、霜田さんは冷静だった。
「どっち?」
彼女の目は真剣で、私は思わず……
「私……好きな人がいるの、だから斉藤君の事は友達として好きなだけだよ…」
「そう、ありがとう響ちゃん。私の事は、真子って呼んで♪じゃあね」
「うん……」
私が、小さく返すとドアの所で振り返った。
「言い忘れてたけど、空は私の婚約者だから♪じゃあね」


