「みんな知っている通り、霜田が今日から学校に来られるようになった!!入れ、霜田」 ガッラ。 教室に入って来たのは、可愛い女の子だった。 「霜田真子です、改めまして宜しくお願いします」 スラッとした足、綺麗な髪、整った顔… 彼女は、圧倒的に私達とは違った。 「じゃあ、席は中村の後ろな」 「はい、わかりました」 歩き方も、とても綺麗……。 思わず見とれていると、彼女は後ろに来ていた。 「宜しくね、中村響さん」 「うっ、うん」