好きな気持ち




「愛羅!!」



放課後私は、愛羅を学校の屋上に呼び出した。



「何?私、忙しいんだけど…」



愛羅の言葉に私は胸が痛んだ…。



「あのね…ごっ、ごめんね!!
私、あんなこと言うつもりなかったの本当にごめん」




「謝るのはこっち、私が無神経だったから…本当ごめん」




私達は、無事仲直りする事ができた。




「ねぇ、響。

そろそろ、〝自由に恋〟してもいいんじゃない?」




「えっ?……何言って……」




「斉藤君の事、好きなんでしょ?」




「私は……」



斉藤君が、好き……ーーー。



次々と彼の事が頭の中で浮かんできて、胸がいっぱいになった…。


私ーーーー。



気づいたら走り出してた。




「頑張れ、響……!!」