「ねぇ、響!!そろそろ、恋してもいいんじゃない?」




愛羅が変なことを言い出してきた。




「何言ってるの!?変なこと言わないで!!」




「ごめんごめん、わかってるよ。
私だって、辛いんだからさ…ごめんさっきの話し忘れて?」




「ごめん、私も言い過ぎた…」




空気が重い…

私だって、恋がしたいのに…

あの記憶が邪魔をして、



怖い………ーーーー




また、誰か失ってしまうんじゃないかって思うと…




「じゃあね、響」




「うん、また明日ね」




そう言って、私は家に帰ってた。