そして、結果的に沙織が土方さんの暗殺を企てたものを追い払い、逃げてきたところを私と沖田さんで捕まえ事なきを得た。

そしてあの後みんなが沙織に謝りいつも通りの平穏な生活が戻ってきた。

そしていま私たちはいつものように仕事の休息で縁側に座っています。

いつも通りの昼下がり、そして青空によく映える庭の緑。

「落ちつきますね、この風景。」

「ああ。そうだな。」

「できるならばこの先も」

「この風景をお前と見たいものだな。」

私の言葉に続けて土方さんがことばを発する。

その内容が私と思っていることがまったく一緒なので驚く。

「そういいたかったんじゃねえのか?」

「はい!そうですよ。」

私はとびきりの笑顔を向ける。

そう。

できるならばこの先もこの風景をあなたと

見つめて生きていければいいな。

そう、心から思った。