×監禁少女×


「…嘘だよ。」

「はい?」

「なんでそんな嬉しそうな顔してんの。」

そういって悠太はホッカイロを分捕り、
押し入れへと再び戻した。

「ちょっとぐらいは抵抗しなさい。
 さすがにおまえ死んじゃうだろ。」


そういって私を抱きしめてくれた。

「名前呼ばれたのが嬉しかったわけ?」

「…うん。」

「うん、じゃなくて はい。」

「はい…。」

「いい子だね。」

そういって頭をなでてくれた。

悠太の胸の中は暖かかった。
香水か、洗濯剤か、分からないけど

いいにおいがする。