洗い物をしている間、彼は自分の携帯を見ていた。 「メールですか?」 問いかける私に対して 彼は無視をする。 「…無視ですか。メールですか?」 少し大きな声をあげた。 彼は気づいていなかったらしく 「おまえ声小せぇんだよ。聞こえねえよ。 メールしてるよ。」 「…誰とですか。」 再び声が小さくなる。 彼は面倒くさそうに立ち上がり、 洗い物をする私のそばへ寄ってきた。