好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん

その日の夜…


まさくんのアパート。


ビール片手にタバコを吸うまさくんはいつものまさくん。



「翼、俺が怖かった?」


「怖かったけど、優しいまさくん知ってるから怖くない。」


「嫌いにならなかった?」


「当たり前じゃない。




「良かった。」



そう言って、私を膝の上にのせる。



私の知りたかったヤクザのお仕事は…きっとまだまだ怖いことをしているのかな…



それでも…



私はまさくんを嫌いになんてならないよ。



でも…



「あんまり無茶しないでね。」



「無茶しないように、
翼が見張ってて。」


「ちょ…まさ…んっ…」





まさくんの裏の顔。

怖いだけじゃなくて…




エロいところもある。