客「この、「風来軒ラーメン」っての1つ。」

店員「はい!風来軒一丁!」

厨房「はいよー!」


店員「お待たせしましたー風来軒ラーメンでございまーす」

客「おぉ…黄金色の麺に琥珀色のスープ…見るからに美味しそうだ…」

店員(いいぞ…好感触だ…)

客「…うん、スープも旨いし麺によく絡み付いてる…これにラー油ちょい足ししたらもっと旨くなるな…」

店員(お、なかなか通だねー…)

客「んー…ちょっと酸味が欲しいな…お酢を…」

店員(…あんま味いじらないでほしいな)

客「…だめだ。何か違う…すみません!豆板醤ってありますか?」

店員「は…はい、こちらです…(おいおい…)」

客「よし…これで…」

店員(かけすぎだし…)

客「まだ何か足りないなー…じゃあ…」

店員(は!?チョコレート?しかも持参…!?)

客「うん!これだ!…あー旨い!」

店員「…」

客「美味しかったよ!風来軒ラーメン」

店員「いや、それもう風来軒ラーメンじゃないです。」