「直、あんたまた見てんの?陸斗のこと。本当に飽きないね、まぁそれが直らしくてカワイイんだけどね」


「もぉ〜気にしないでよぉ、アタシの勝手でしょう!!」




アタシをみて呆れる友達に、アタシは頬を膨らます




いつもアタシは笑われてる。話しかけもしないでいつも遠くから見ているだけだから。



だから陸斗クンは知らない。アタシの存在も、アタシが毎日見ていることも。






でもそれでいいんだ


見ているだけで十分幸せだから




アタシは本気の片想いの真っ最中