「ねぇ、玲……隼斗さんがバイトの事…聞いて来るんだけど……。」 「何で?」 「ここのところ、毎日遅いし、他にバイトしてないか?って、聞かれた。」 「マジで?…隼斗さんって、結構鋭いんだね?」 「プレゼントのこと、言えないから…今は言えない…って、言ったの。」 「それで何て?」 「聞いてない。逃げたから。」 「あんたって……ホント……」 「何?」 「あぁいい。隼斗さんが可愛そうだけど、今は作業に集中しな?」 「……うん。」 玲は奥の部屋でゲームを始めた。 隼斗さん喜んでくれるかなぁ?