家元の花嫁【加筆修正中】



ゆのに視線を移すと…


ゆのは今にも泣きそうで…


隼斗母「ゆのちゃん、急かしているようでごめんなさいね?」


隼斗父「あぁ、ゆのさん。本当にすまない。私らの我が儘で…」


ゆの「いえ、私の方こそ突然お屋敷に伺った挙句、そのまま住み込んで…本当にお詫びしてもし足りないです」


隼斗母「いいのよ~。お陰で私達家族になれるんですもの。ねぇ、あなた?」


隼斗父「あぁ、ゆのさん。こんな私らだが、これからも宜しく頼むよ」


ゆの「あっ…いえ、私の方こそ。不束者ですが…何卒宜しくお願いします」


俺はずっと黙ってるゆののお父さんに視線を…


既に涙目で…親子揃って……


やっぱり親子って似てるなぁ。



隼斗祖母「ハイ!!」


婆ちゃんがボールペンを差し出した。


隼斗「ん?あぁ…」


俺はボールペンを受取り……


婚姻届にサインした。


隼斗「ん?ゆの……」


ゆのへボールペンを差し出す。


ゆのはボールペンをギュッと握って…