家元の花嫁【加筆修正中】



「いやはや…これではキリがないのぉ。夕食の支度をさせてある。向こうへ参ろう」


爺さんの掛け声で俺らは席を立った。




爺さんと共に客間へ―――――。


客間の襖の前で爺さんが先に入れと促す。


俺は襖を開けた。


すると―――――!!



「「「「 おめでとう 」」」」
 


歓喜の雨が降って来た。


部屋には祖母と俺の両親とゆのの父親と継母。


ゆのはあまりの歓声に驚いた様子で俺の腕を掴んでる。


隼斗「親父たち京都はどうしたんだよ!?」


隼斗母「あれはウソよ!ねぇ、園宮さん?」


ゆの父「えぇ。先日、隼斗くんから静子(ゆのの生母)の墓を教えて欲しいと連絡があった時、うちら4人で食事をしていてね…」


隼斗母「そうなのよ~。それでね、卒業式の後に行くって聞いたから…ねぇ?」


隼斗父「あぁ。だからこれは良い機会と思って一芝居打ったて訳だ」


隼斗「あっ!!だから親父は今日にしろって…」


そう言うことか…。


先日俺がご隠居に茶を点てるのはいつが良いかって聞いたんだ。


そしたら、今日が良いって……