家元の花嫁【加筆修正中】



何が何だか分からなくて、頭が上手く回らない。


流れる景色を眺めていると、


「なぁ、変なこと聞いていいか?」


「はい?何ですか?」


「さっき、車の周りに結構男子生徒がいたけど、あれ全部3年じゃないよな?」


「ん?あっはい。たぶん1、2年もいたと思いますけど…」


「そうか…」


見かけない人が何人もいたから多分下級生だよね?


けど、何でそんなこと聞くのかしら?


「それがどうかしたんですか?」


「あっ……いや…何でも無い」


何でも無い顔してないよ?


「何ですか?聞きたいことは何でも聞いて下さい?」


隼斗さんはため息をしながら手で髪をクシャクシャと…。


「あのさ、ゆのは今まで告られたりしてたのか?」


「告白ですか?」


「………あぁ」


「う~ん、そうですねぇ…何度かは…」


「何人?」


「えっ?人数ですか?」


隼斗さんは黙って頷いている。