お母様は笑顔で部屋を出て行った。
私は紙袋を机の上に置いて…
身支度を済ませ学校へ。
「ゆの、おはよう」
「おはよう」
玲と学校近くの交差点で…
「とうとう最後の日になっちゃったね」
「うん」
「この制服も今日が最後かぁ…」
2人してマジマジと制服を眺め…
「私ね、ホント言うと卒業式に好きな人の第2ボタンを貰うのが夢だったんだぁ」
「第2……ボタンかぁ…」
そう言えば、そういう女の子のイベントあったよねぇ。
考えたこともなかったなぁ。
「玲は皇くんに貰うの?」
「貰いたいけど、皇は来年もあるからね。我慢かな?」
「そっかぁ…」
「うちの学校って祝賀会とか謝恩会って無いじゃん。この後どうするの?」
「どうって?」
「隼斗さんと計画してないの?」
計画!? 何を??



