家元の花嫁【加筆修正中】



「何が?」


「…はっ……やと…さん…が…」


「はぁ?店員がって、さっき俺の後ろにいた女か?」


「………」


ゆのは黙ってコクリと頷いた。


あの女!! ゆるせねぇ――!!


何様なんだよ!!


つーか、客相手に上から目線ってマジ、ムカつく!!


ゆのはすすり泣き始めた。


「ゆの?俺はゆののもんだろ?」


「ふぇっ?」


「あの女は関係ねぇ」


「でも……私には勿体ないのは事実だし…」


「はぁ?何を根拠に?それ言うなら、ゆのこそ俺には勿体ないけど?」


「えっ?…それはないです」


ゆのはブンブンと頭を振ってる。


謙遜しちゃって…。