家元の花嫁【加筆修正中】



後ろにいた店員は物凄い形相でゆのの後を追って…


俺は店の外で待つ事にした。


しばらくすると、ゆのが出て来た。


ん?? ゆのの様子が…。


ゆのから笑顔が消えている。


明らかにレジに向かう前とは別人。


「どうかしたか?」


「い、いえ。何でも…ないです」


「………そうか?」


「はい……」


やっぱりおかしい。


ゆのから笑顔が消えている。


さっきまであんなに笑顔だったのに…


俺はゆのの手を握り、ゆっくり歩く。


ゆのは下を向いたまま。


やっぱり元気がない。