家元の花嫁【加筆修正中】



「隼斗さん、どうしたんですか?」


ゆのが目の前に現れた。


「ゆの、どこ行ってたんだよ。心配したじゃねぇか」


俺は後ろにいる店員を無視して…ゆのを抱きしめた。


「…ごめんなさい。着けた感じが見たくて試着室に…」


「そうか。マジで心配だから、離れんなよ」


「……はい////」


ゆのは照れて真っ赤に。


ゆのを腕の中から解放し、手にしてるエプロンを…。


「それ、買うのか?」


「はい。玲にピッタリのを見つけました」


ゆのは幸せそうに微笑んで


「ん?」


「えっ?」


「買ってくる」


「ダメです。私が玲にプレゼントする物です。自分で買います!」


ゆのは俺から隠すようにエプロンを後ろに…


「……分かった。じゃあ、買って来い」


「はい」


ゆのは笑顔でレジへ向かって行った。